我が家のバードテーブル     2022,3,20 キムドン

2021年5月の連休中にスズメにエサ場を提供しようと思って庭のブロック塀の上にバードテーブルを設置した。設置して間もなく、スズメのほかにキジバト、カワラヒワがやってきた。スズメ以外の野鳥2羽がやってきたことに驚いたが、その後、更に多くの野鳥がやってくるとは予想もしていなかった。ましてエゾリスまでやってくるとは…。以下、我が家のバードテーブルに集まる野鳥を紹介する。

(スズメ)
 スズメはいつも集団でやってくる。一度に30羽も小さいバードテーブルの上でひしめきあっている。リーダーの合図で去る時は、突然、一斉に飛び去っていく。
(カラス)
 スズメを追い散らしエサ場を食い散らして去っていく乱暴者である。
(カワラヒワ)
 カワラヒワはスズメによく似た小鳥ではじめはちょっと色が違うスズメかなと思った。でも、よく見ると体の色が黄色でくちばしの形も違うスズメとは別種の野鳥だった。野鳥図鑑で調べて、カワラヒワと判明した。夏の間だけ来て、秋には来なくなった。
(キジバト)
 キジバトはツガイでやってくる。先に来ていたスズメを乱暴に追い払うことはないがじりじりと迫って、最終的にはバードテーブルを占有してしまう。
その攻防を見ていると面白い。キジバトは10月ころまでよく来ていたが、冬には姿を見せなかった。。

(ヒヨドリ)
 ヒヨドリは、一年中近くの野幌森林公園からやってくる。冬になって庭にリンゴのエサ台を作ったところ、ほとんど毎日やってきた。ヒヨドリもキジバトと同様ツガイで来ることが多い。秋に買い置いていた我が家のリンゴの大半をヒヨドリが食べつくした。
(セキレイ)
 セキレイは10月までよく来ていた。雨の上がった朝に来ることが多かった。一度雪の積もった冬の朝にやってきたことがあり、びっくりした。
(シジュウカラ)
秋の深まった10月、朝夕にシジュウカラがやってきた。シジュウカラもスズメと同じように朝、エサを求めて森林公園から飛んできて、夕方また森林公園へ帰っていくのだろうか。
(ヤマガラ)
シジュウカラより回数は少ないが時々、ヤマガラもやってきた。ガラ類は一緒に行動していることが多いがゴジュウガラがやってくることはなかった。。
(ツグミ)
 3月2日に森林公園でツグミに出会い写真を撮った。どういうわけか次の日からツグミが我が家のバードテーブルに通ってくるようになった。
 まさか、私の後を追いかけてきたのだろうか?謎だ!ツグミは3月3日
から3月13日までの10日間毎日やってきた。ヒヨドリとリンゴの争奪戦を行って勝利し、バードテーブルの主になった。3月14日以降は、ばったり姿を見せなくなった。渡り鳥なので、北の大陸に帰って行ったのかもしれない。 
(エゾリス)
 エゾリスが庭のバードテーブルにはじめて姿を現したのは、2021年10月26日の朝だ。バードテーブルにヒマワリの種やドングリを置いたら毎日、午前中にやってきた。バードテーブルの上のヒマワリの種を食べた後、ドングリの実を冬の蓄えのため庭の隅に埋めて帰っていく。エゾリスは12月22日まで通ってきたが、12月23日の大雪の日から来なくなった。寂しく思っていたら1月24日にひと月ぶりに姿を見せ、とてもうれしかった。2月中も何度かやってきて、雪解けが進んだ3月に入ってから、また再び毎日元気な姿を見せている。
 森林公園を散策中、エゾリスが走り回っている姿を目にするが、我が家のに通うエゾリスが森林公園のどこからきたのかと想像して楽しんでいる。

  以上が我が家のバードテーブルの訪問者である。エゾリスやツグミのように2022年も予想外の訪問者がやって来て、新たなドラマを展開してくれることを心待ちにしている。